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新造船向け電子制御式低速ディーゼルエンジンを用いて 
ガス焚きデモンストレーション運転を実施

2012年03月06日

当社は三井造船株式会社(社長:加藤泰彦、以下三井造船)とともに、新造船向け電子制御式低速ディーゼルエンジン一基を用いて、ガス焚きデモンストレーション運転を実施することを決定しました。このデモンストレーションは、油焚き仕様の電子制御式ディーゼルエンジンを造船所納入前に一時的にガス焚き仕様に変更し、2013年春に三井造船玉野事業所にてガス燃料による運転を行うものです。

近年、次世代船舶における推進エネルギー源の一つとして、LNGが注目されています。当社は中期経営計画「GEAR UP! MOL」の環境戦略の一つとして次世代船構想「船舶維新」プロジェクトを進めており、その一環として今回のデモンストレーション運転を通じて得られる技術の船舶への適用を検討していきます。

参考

【ガス焚き電子制御式低速ディーゼルエンジン】
三井造船が開発し、同社千葉事業所で発電事業に供された低速ガスインジェクションディーゼルエンジン(GIDE)のガス焚き技術と最新の電子制御技術を組み合わせた、電子制御式ガスインジェクションディーゼルエンジン(略称;ME-GI)。