2012年03月16日
3月16日、国土交通省東北運輸局 清谷伸吾(きよたに しんご)局長が当社に来訪され、当社が行った"客船「ふじ丸」による被災地航海"(*)に対する感謝状贈呈式が執り行われました。
式典では、清谷局長から当社社長 武藤光一へ感謝状が授与され、同局長から「まだ余震が続き津波再来の恐れのある中、船を寄せるという勇気ある決断をして頂いたことに感謝申し上げます。被災された方々がお風呂も入れない、暖かい食事も食べられない、また避難所生活の中でプライバシーが保てないといった状況の中、"ふじ丸"に来て頂いて本当に有難かった」との言葉を頂戴しました。
当社武藤からは、以下のとおり挨拶いたしました。
「東日本大震災から一年が経ちました。被災地ではまだ不自由な生活を強いられている方々が沢山おられます。 我々は海運会社の持つ社会的使命をあらためて自覚し、今後も商船三井ならではの形で復興支援、社会貢献を果たしてまいります。」
当社は引き続き、商船三井グループのネットワークを活用して被災地の復興に貢献 できるよう努めてまいります。
*ふじ丸による当該航海は2011年4月11日(月)から17日(日)までの一週間、大船渡、釜石、宮古に寄港。各港で被災者された方々に、本船の食事や大浴場、客室を利用したプライベートの空間を提供し、のべ4,451人の方にご利用いただきました。