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株式会社三井住友銀行による環境配慮評価融資で最上位評価を取得

2012年12月12日

当社はこのたび、株式会社三井住友銀行による「SMBC環境配慮評価融資」において、最上位評価を取得しました。
「SMBC環境配慮評価融資」は、株式会社三井住友銀行と株式会社日本総合 研究所が作成した独自の評価基準に基づき、企業の環境配慮状況を評価し、評価結果に応じた融資条件が設定されるものです。

当社グループは、「環境戦略」を中期経営計画「GEAR UP! MOL」の全体戦略の1つに掲げております。海運サービスの持つ高い環境効率を一層強化・アピールし、顧客ニーズに応じた輸送と地球環境保全の両立を通じて、世界経済の持続成長への貢献を目指すもので、実現に向けた様々な取り組みを行っております。
今回「環境マネジメント」「環境保全対策の取り組みの状況」「環境ビジネス」などの面で高い水準であるとの判断を受け、企業経営において大変優れた環境配慮を実施しているとの評価を受けました。
特に、国内外を含めたグループ会社一体となった環境マネジメント体制により環境保全活動を推進している点、船舶の効率的運航を追求した「ECO SAILING」の徹底に加え、陸上活動においてもオフィスにおける省エネ・廃棄物対策への積極的な取り組みを行っていること、また低環境負荷船の導入やプロペラ効率改善装置などの技術開発に取り組むことにより顧客への低環境負荷輸送に貢献している点が高く評価されました。
環境負荷低減に向けた次世代船構想「船舶維新」プロジェクトの一環として、2012年6月29日、太陽光発電システムとリチウムイオン電池を組み合わせたハイブリッド給電システムを搭載した自動車船「EMERALD ACE」が竣工しました。

当社グループは、今後も低環境負荷輸送ソリューションを提供し、時代の要請に応える企業グループへの進化を継続していきます。


航行中のハイブリッド自動車船「EMERALD ACE」
2012年6月に竣工。太陽光パネルの出力は160kWで、船舶に搭載されるものでは世界一の規模となります。


技術研究所
太陽光エネルギー利用や自然採光システム、氷蓄熱冷暖房システムなどを採用し、随所に環境・省エネ技術を生かした環境配慮型の施設となっています。