2013年03月18日
当社の所属する定期コンテナ船共同運航組織「G6アライアンス」(注)は、5月に協調を開始するアジア‐北米東岸航路の寄港地を決定しました。
アジア‐北米東岸航路は、2月5日発表のとおり、計6サービス体制で開始します。4,500TEUから8,000TEUサイズの合計50隻以上で共同配船を行います。3サービスはスエズ運河経由、3サービスはパナマ運河経由で、アジア、アメリカ東岸、カナダ、中米、カリブ、インド、地中海、中東地域の約30港に寄港します。
ザ・ニューワールドアライアンスとグランドアライアンス各々が提供している既存サービスと比べ、輸送量を維持した上で、寄港地を拡充し、かつ寄港頻度を向上させた高品質のサービスを提供していきます。
当社は、今後も多様化する顧客ニーズに的確に対応してまいります。
<各サービスの寄港地>
AZX
ラムチャバン–シンガポール–コロンボ–(スエズ運河)–ダミエッタ– カグリアリ(イタリア)–ハリファックス(カナダ)–ニューヨーク–サバンナ–ノーフォーク–カグリアリ–ダミエッタ–(スエズ運河)–ジェベルアリ–シンガポール–ラムチャバン
SVS
香港–塩田–シンガポール–(スエズ運河)–アルヘシラス–ノーフォーク–サバンナ–ジャクソンビル–チャールストン–アルヘシラス–(スエズ運河)–コロンボ–シンガポール–カイメップ–香港
CEC
香港–蛇口–塩田–シンガポール–(スエズ運河)–ニューヨーク–ノーフォーク–チャールストン– (スエズ運河)–ジェッダ–シンガポール–カイメップ–香港
NCE
プサン–青島–寧波–上海–(パナマ運河)–ニューヨーク–ノーフォーク–サバンナ–マイアミ*–(パナマ運河)–プサン
*季節寄航
NYE
高雄–寧波–上海–プサン–(パナマ運河)–マンザニーロ(パナマ)–サバンナ–ニューヨーク–ノーフォーク–ジャクソンビル–マンザニーロ(パナマ)–(パナマ運河)–バルボア– プサン–高雄
SCE
アモイ–塩田–ダーチャンベイ–香港–高雄–(パナマ運河)–マンザニーロ(パナマ)–キングストン–サバンナ–チャールストン–キングストン–マンザニーロ(パナマ)–(パナマ運河)–アモイ
なお、ザ・ニューワールドアライアンスのCNY/APXおよびグランドアライアンスのPAXは各々従来通りのサービスを続けてまいります。
(注) 「G6アライアンス」は、商船三井(日本)、日本郵船(日本)、APL(シンガポール)、Hapag-Lloyd(ドイツ)、現代商船 (韓国)、OOCL(香港)の6社で、2012年3月にアジア‐欧州航路で協調してサービスを開始し、現在、アジア‐北欧州航路5サービスと アジア‐地中海航路2サービス計7サービスの共同運航を行っています。