トップページ > プレスリリース 2013年 > コンテナ船“MOL COMFORT”海難事故の件(第17報)- 現状報告

コンテナ船“MOL COMFORT”海難事故の件(第17報)- 現状報告

2013年07月02日

6月17日よりインド洋を航行中に船体が中央部で2つの部分に破断し自力航行不能に陥っておりました当社運航のコンテナ船“MOL COMFORT(エムオーエル コンフォート)”の 7月1日午後11時(日本時間。ドバイ時間午後6時)の状況を以下の通りお知らせします。

  • 本船
    船体前半部は北緯17度02分/東経67度57分付近に位置しております。現場海域の気象海象状況は荒天が続いています。
  • 積荷
    船体前半部については、多数のコンテナが積載された状態で安定した姿勢であること確認しています。
  • 貨物及び本船の救助
    貨物及び船体については救助者と契約を致しました。西北西に曳航を続けておりました船体前半部の曳航索がはずれ、現在3隻の曳航船で復旧作業を行っています。作業完了次第、西北西に曳航を再開します。
  • 油の流出 (第16報から変更ありません)
    船体前半部付近での油膜は確認しておりません。

6月27日に沈没した船体後半部につきましては、沈没海域付近の監視を続けておりましたが、油膜及び浮遊コンテナが視認できない事を確認し、その旨インド当局に連絡の上監視を終了いたしました。