2014年10月01日
入社式で挨拶する
社長 武藤光一
株式会社商船三井(社長:武藤光一、本社:東京都港区)は10月1日付で18名の新入社員(海上新卒採用13名、陸上キャリア採用5名)を迎えました。入社式における社長 武藤光一のメッセージを以下の通りお知らせします。
皆さん、入社おめでとうございます。 商船三井グループという船に乗船された皆さんを乗組員一同心より歓迎します。
世界を相手に事業を展開する商船三井グループで働く仲間となったわけですが、先輩と共に時に厳しく、時に楽しく、切磋琢磨して頑張ってほしいと思います。グローバルにすさまじく変化する時代にあって、これから当社を支え活躍していく皆さんに、以下3点を忘れずに心がけて頂きたい。
商船三井は、1884年創業の大阪商船を前身として、今年創業130周年を迎えました。長い歴史の中で何度も合併を経験してきた当社は様々な会社のDNAを持つハイブリットな会社です。環境の変化にたくましく対応し、より強くしなやかな商船三井グループに発展させるために、海上新卒の皆さんには、「世界に通用する高い技術力を持つ海技者」を目指し、努力してもらいたい。また、陸上キャリア採用の皆さんには、これまで培った経験や考え方を、新しい風として当社に吹き込んでほしい。
当社は今年、「変革を通じた確かな成長」をメインテーマとした中期経営計画「STEER FOR 2020」をスタートしました。これまでの市況頼みの利益計画から脱し、長期的に安定利益の見込める事業の拡大に注力することにより、質の高い、確かな成長の実現を目指していきます。その担い手である皆さんには、実現に向けて必要な、難題に直面しても、常に当事者意識を持ち、解決策を見出し、自らその解決策を実践し、新しい価値を生み出していく自律自責型の人材を目指して着実に前進してほしい。
海運業はものを動かすことにより価値を生み出し、世界経済に貢献し、人々の生活を幸せにする産業です。そして、商船三井グループは、皆さんの夢・希望・大きな志を実現し、人生を託すにふさわしい舞台です。当社で働き貢献していきたいという今この瞬間の純粋な想いを忘れずに、「どうすれば更によい会社にしていけるか」を徹底的に考え実践し、商船三井グループの成長のためにたくさんの汗をかいてほしい。皆さんが世界を相手に大いに活躍されることを期待しています。
入社式での集合写真