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プロダクト船共同運航に関するPool Agreementを締結
~商船三井・旭タンカー・Ultranav・OSGの4社で、効率的な配船により顧客ニーズに対応~

2014年11月11日

株式会社商船三井(社長:武藤光一、本社:東京都港区、以下「商船三井」)は、MR型プロダクトタンカー(*1)の共同運航に関する協定(Pool Agreement)を、旭タンカー株式会社(社長:児玉英男、本社:東京都千代田区)、Ultranav International S.A.(以下「Ultranav社」*2)、OSG International, Inc.(*3)の3社と締結しました。

今回締結した共同運航体制「Clean Products Tankers Alliance」は約60隻の船隊を有し営業展開します。IMOタイプ船(*4)を主とする船隊に関して、サンチアゴに本社を置くUltranav社が営業・運航業務を受託し、マイアミを拠点として米州を中心に運営します。また、Non-IMOタイプ船を中心とした船隊については商船三井が受託し、東京・シンガポール・ロンドン・ヒューストンを拠点に、全世界域を対象に航路運営します。

本共同運航により、安定した海上輸送サービスを提供し、効率的な配船を実施することで、顧客ニーズに柔軟に対応した高品質のサービスを提供していきます。

*1:MR型プロダクトタンカー:
Medium Rangeの略。プロダクトタンカーのうち、45,000~55,000重量トンクラスの船型を称する。ガソリン、ナフサなどの石油製品の輸送において汎用性が高く、世界的に需要の高い船型。

*2:Ultranav International S.A.社:
チリを拠点とするUltramarグループ企業。

*3:OSG International, Inc.社:
米国を拠点とするOverseas Shipholding Group, Inc.のグループ企業。

*4:IMOタイプ船:
IMO(国際海事機関)で採択されたIBC Code(ケミカル船の構造・設備要件)に適合したタンカー。石油製品の他、化学品や植物油などを輸送できる。