2015年03月02日
株式会社商船三井(社長:武藤光一、本社:東京都港区、以下「商船三井」)は、サムスン重工業株式会社(President and CEO:Dae-young Park、本社:韓国・ソウル)と、20,000TEU型コンテナ船4隻の建造に関する造船契約を締結しました。また、今治造船株式会社(社長:檜垣幸人、本社:愛媛県今治市)にて建造予定の20,000TEU型コンテナ船2隻に関して、正栄汽船株式会社(社長:檜垣幸人、本社:愛媛県今治市)と長期傭船に関する基本条件に合意しました。これら6隻は全て2017年に竣工し、アジア~欧州航路へ投入される予定です。
20,000TEU型は現在就航中および発注済みのコンテナ船では世界最大となります。本船は、各種最新の省燃費技術を導入予定で、現在商船三井が運航している14,000TEU型船に比べ、一段の低燃費化とコスト削減を実現します。また、将来のLNG燃料普及に備え、主機関はLNG燃料対応への改造を踏まえた仕様としています。
本件による船隊整備を通じて、商船三井はより高品質で競争力のあるサービスを提供していきます。
【本船主要目】
建造造船所 | サムスン重工業 | 今治造船 |
---|---|---|
全長 | 400.0m | 400.0m |
全幅 | 58.8m | 58.5m |
計画喫水 | 14.5m | 14.5m |
満載喫水 | 16.0m | 16.0m |
積載コンテナ数 | 20,150 TEU | 20,150 TEU |
主機関 | MAN B&W G95ME | MAN B&W G95ME |
(参考:当社8,000TEU型、14,000TEU型とのサイズ比較)