2015年07月30日
株式会社商船三井(社長:池田潤一郎、本社:東京都港区、以下「商船三井」)はこのたび、米国ロサンゼルスおよびロングビーチ各港湾局から、両港沿岸から40マイル域内での減速航行実施率が高い船社として、表彰を受けました。
両港は沿岸部での環境保全を目的に、港から一定海域を航行する船舶の航海速度を12ノット以下に制限し、船舶が排出する二酸化炭素(CO2)、窒素酸化物(NOx)、硫黄酸化物(Sox)等を抑制するプログラム(注)を導入し、毎年年間実施率が高い船社を表彰しています。
商船三井は、ロサンゼルス港の自営コンテナターミナルTRAPACに寄港するコンテナ船をはじめ、自動車船、タンカー、バルカー延べ250隻が毎年当該海域に入出港しており、グループ一丸となってプログラムの遵守に努めてきたことが認められ、同制度が開始されて以降(ロサンゼルス:2008年、ロングビーチ:2005年)毎年受賞しております。
商船三井は今後も同地域をはじめ世界各地・各港の環境保全に寄与していくとともに、企業理念に則り、安全運航の徹底と海洋・地球環境の保全を積極的に推進していきます。
(注)Vessel Speed Reduction Program:ロサンゼルス港湾局が実施しているプログラム
Green Flag Program:ロングビーチ港湾局が実施しているプログラム
ロサンゼルス港Vessel Speed Reduction Award授賞式会場にて。左から2人目がMitsui O.S.K. Bulk Shipping (USA), LLC. General Manager 河田成司
ロングビーチ港Green Flag Award授賞式会場にて。
左から1人目がMOL (America) Inc. Assistant Vice President - Pacific Region Sales Ramy Gobran、3人目がMitsui O.S.K. Bulk Shipping (USA), LLC. Assistant Manager Nick Mori