2015年08月05日
株式会社商船三井(社長:池田潤一郎、本社:東京都港区、以下「商船三井」)はこのたび、デルフト工科大学(注1)で海洋工学を専攻する修士学生34名と同大学の教授を本社ビルに招待しました。
学生たちは日本・中国・韓国の3か国を訪問し、アジアの海洋工学や海事産業について学ぶ研修旅行の一環として来社しました。商船三井の歴史や事業概要、環境対応について説明し、商船三井の安全運航を支えるSafety Operation Supporting Center(安全運航支援センター、以下「SOSC」)へ案内しました。また、教授からはFPSO(注2)等の浮動設備に気候変動がもたらす影響等に関するプレゼンテーションが行われ、商船三井社員と活発な意見交換がなされました。
教授からは「世界最大規模の海運会社である商船三井を訪問する機会を得たことに大変感謝しています。同社の『安全・環境・社会報告書』にもある通り、世界最高水準の安全運航の実現に向けた取り組みや、優れた環境技術を積極的に採用している姿勢がよく分かりました」との言葉があり、学生代表からは記念品も贈られました。
商船三井グループは今後も、グローバルなネットワークを有する海運会社として、国際的な交流活動に取り組んでいきます。
(注1)デルフト工科大学
オランダ・デルフトに本部を置く同国最古の工科大学。1842年設立。多くの高等機関において高い評価を得ているヨーロッパ屈指の名門校。
(注2)FPSO
Floating Production, Storage and Offloading systemの略。浮体式海洋石油生産・貯蔵積出設備。洋上で原油を生産し、生産した原油を設備内のタンクに貯蔵して、直接輸送用タンカーへの積出を行う設備のこと。
SOSCを見学する参加者
学生代表(右)から記念品を受け取る
商船三井技術部長 新井 健太(左)
参加者との集合写真