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四国電力向け新造石炭専用船 外航輸送契約を締結
~最新の環境保全・安全仕様を採用する新造船を発注~

2016年10月11日


調印式典の様子

(真中:四国電力 社長 佐伯勇人様、左:今治造船 副社長 黒川節弘様、右:商船三井 社長 池田潤一郎)

株式会社商船三井(社長:池田潤一郎、本社:東京都港区、以下「商船三井」)は10月11日、四国電力株式会社(社長:佐伯勇人、本社:香川県高松市、以下「四国電力」)と石炭専用船外航輸送契約を締結し、新造石炭専用船の造船契約を今治造船株式会社(社長:檜垣幸人、本社:愛媛県今治市)と締結しました。

新造石炭専用船は、当社提案によりホールドダブルハル構造を採用、バラスト水兼用ホールドを不要にした設計としており、安全性、信頼性をより高めて、最新の環境保全・安全仕様を実現します。
また、主な揚地である四国電力橘火力発電所への輸送量や揚げ荷役効率を最適化するべく専用設計した、先進的で画期的な最新鋭船です。

本新造船は、2000年より四国電力向け専航船として活躍している石炭専用船「たちばな」の後継船として、2020年上半期の竣工を予定し、四国電力の石炭火力発電所向け石炭輸送の中心的役割を担います。

商船三井は今後も、資源・エネルギーの安定・安全輸送に積極的に取り組みます。

【新造石炭船 要目】

全長 :274.90m
全幅 :47.00m
型深 :22.50m
載貨重量 :140,400トン