2020年12月23日
株式会社商船三井(社長:池田潤一郎、本社:東京都港区)は日本船主協会を通じ、12月12日、東京都荒川区立第三中学校の教育活動の一つである「校内ハローワーク」に、船長と一等機関士を講師として派遣しました。
同校の「校内ハローワーク」は、様々な業界の人が、生き方・職業などについて語ることで、中学生が自身の将来を考えるきっかけをつくるものとして2001年度から毎年開催されています。今回は27職種の講演が行われ、当社からの派遣は4回目となりました。
船長と一等機関士は生徒に日本の貿易における外航海運の重要性を説明し、日々の生活のごく身近なところに外航海運が関わっていることを伝えました。また、船の仕事について、動画を交えて分かりやすく説明する中で、航行する大型船から見た大海原や荷役の風景、船内生活の様子などの映像を紹介して、「船乗り」という職業の魅力を伝えました。最後の質疑応答では、時間いっぱいまで生徒から質問があり、熱気ある講演になりました。
商船三井は、海運業の意義や役割を理解し、親しみを持ってもらうため、積極的に教育支援活動に関わり、今後もより多くの若い世代に海運業の重要性を紹介する活動を続けていきます。