商船三井
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トップページ > プレスリリース 2021年 > 2021年新年社長メッセージ ~安全のあくなき追求と変革への挑戦~

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2021年新年社長メッセージ
~安全のあくなき追求と変革への挑戦~

2021年01月05日

株式会社商船三井社長 池田潤一郎は、1月4日に商船三井グループの全役職員に向けての年頭挨拶をオンラインで行いました。


商船三井グループの皆さん、新年明けましておめでとうございます。

社長人事について

12月11日に会長・社長人事についての発表を行いました。本年4月1日をもって私は橋本副社長にバトンを渡しますが、次期社長のリーダーシップの下で皆さんがその力を結集し、当社グループのより一層の飛躍に向けて活躍されることを大いに期待しています。私自身も会長として引き続き当社グループの企業価値向上に貢献すべく全力を尽くす所存です。新年もさまざまな困難があると思いますが、それを一つ一つ皆で共に乗り越えて、良い年にしていきましょう。


2020年の振り返り

人類は歴史上、幾度となくパンデミックの襲来を経験しそれを克服してきましたが、われわれが二十一世紀のこの時代に新型コロナウイルスの世界的な感染拡大といった出来事に遭遇し、それが世界中の人々の日常生活と経済活動にこれほどの影響を及ぼすとは、いかなる識者といえどもほとんど予見し得なかったのではないかと思います。今回のパンデミックが当社グループの事業のみならず皆さんの生活や働き方にも甚大な影響を及ぼしたことは言うまでもありません。物流は世界経済を支える極めて重要な社会的インフラであり、当社グループはその一端を担う存在として、「コロナ禍でも物流を止めない」という社会的使命の遂行を、社員・関係者を感染から守ることを両立させながら果たすべく、感染拡大の初期段階からの全面的な在宅勤務やその他の感染防止策を実施してきました。とりわけエッセンシャルワーカーとして現場を守り続けた海上社員・当社運航船乗組員の皆さんには、感染リスクの不安という心理的負担や交代制限による長期乗船などのご苦労をお掛けしました。しかしながら皆さんの果敢な奮闘に支えられ、当社グループはその果たすべき使命を着実に成し遂げ、パンデミック下の世界経済に物流を提供し続けてきています。社長としてまず何よりも、役職員全員の昨年の社業を通じた世界の物流維持への貢献に対し感謝の意を伝えたいと思います。

次に当社グループの事業についてですが、特に4-7月において世界的な製造業の生産活動停止による大幅な荷動き停滞等の影響が顕在化し、ドライバルク船・自動車船・フェリーRORO船・客船などが大きな影響を受けました。一方で、長期契約を主体とする安定事業としてLNG船・FPSOは期初の見通しの通りに推移し、油送船は油価低迷時の洋上備蓄需要で船腹需給が好転、その機を生かし好成績を挙げることができました。そうした中でやはり特筆すべきは、当初荷動き低迷の悪影響が最も懸念されたコンテナ船事業において、Ocean Network Express (ONE)がその競争力を発揮し7月以降の荷動き急回復の波を捉えて前期比大幅な増益を達成する見通しにある点です。ONEは発足初年度(2018年度)の初期的トラブルを克服した後は、統合の狙いであったコンテナ船業界内での相対的競争力獲得の歩みを着実に進めてきており、今年度の荷動き回復期にその成果がハッキリとした形で現れたと評価できる一方、シクリカルな荷動きの停滞局面での機動的な対応が引き続き問われます。当社は株主としてONEへのサポートをしっかりと行っていきます。

昨年を振り返る中で当社として決して忘れてはならないのはケープサイズバルカーWAKASHIOの座礁・油濁事故です。現場付近の海岸の清掃作業は現在も続いており、事故の影響を受けたモーリシャスの人々の生活や自然環境に思いを馳せると、改めて安全運航の尊さを痛感します。事故発生後に約四カ月をかけて取りまとめた再発防止策では、サプライチェーンの重要な構成要素である傭船の品質改善を図り、加えてオペレーターとしての根幹をなす運航業務を見つめ直し改善に向けた施策を導入するなど、全社的なプロジェクトとしてその実行に取り組みます。また事故に対する当社の社会的責任を果たすため、9月に発表したモーリシャスの環境回復・社会貢献策の着実な実行を進めます。既に10月にはMOL(Mauritius)Ltd.を現地に設立し、当社から出向中の代表者を中心としたメンバーが日々モーリシャスの人々に寄り添う活動を展開してくれています。


ローリングプラン2020の進捗

コロナ禍に見舞われた2020年でしたが、当社グループが成長軌道への復帰の歩みを止めた訳ではありません。2020年の主な成果を振り返りますと、一点目は重点投資分野である高付加価値LNG輸送の分野で、ロシア・ヤマルLNGプロジェクト向け新造船計3隻の就航、ロシア・Arctic 2 LNGプロジェクトへの参画決定、そしてLNG燃料供給船の竣工と同船による大型コンテナ船へのLNG燃料供給開始がありました。二点目は同じく重点投資分野である再生エネルギー分野での取り組みですが、台湾洋上風力発電所向けSOV事業への参画決定、ウインドチャレンジャー搭載船による輸送契約締結、帆船による水素利用推進プロジェクトであるウインドハンタープロジェクトの始動がありました。三点目は自律航行を技術で支える一連のFOCUSプロジェクトでのFleet Performance、Fleet Tourの立て続けのリリースを挙げたいと思います。

足元の世界経済は全般に停滞を余儀なくされており、従って当社の投資活動も一時的にスローダウンする傾向にありますが、ローリングプラン2020で掲げた重点投資分野を中心に戦略的に進めています。一方で投資の全体的な規模については財務体質改善とのバランスを取るべく2020-2022年度の3年間で1,000億円のフリーキャッシュフロー創出という目標を掲げ、これを達成すべく投資の意思決定をコントロールしています。また、ローリングプラン2020で新たに掲げた「組織の力の向上」というテーマについての進捗ですが、一例として、既存の組織の形ではなかなか進まないような案件に対し社内横断型のプロジェクトチームの組成を促進しており、既に10チームを超えるプロジェクトが活動中です。

働き方改革はコロナ禍による環境変化を受け、生産性向上にとってその役割が以前にも増して重要となりました。昨年急速に普及した在宅勤務・オンライン会議などの新しい働き方をいかに生産性向上に結びつけるかが相対的競争力の向上の鍵にもなります。


2021年の展望

コロナ禍の影響は2021年に入っても当面続き、荷動きが春先にかけて二番底の形で現出する可能性も依然として否定できません。荷動きが減った時の備えは十分か、機敏に動ける体勢にあるのか、常にアンテナを張り注意深く動向を把握する必要があります。しかしながら、それと並んであるいはそれ以上に私たちが注目すべきなのは、コロナ禍が引き金となって進んでいる世界のより一層大きな変化であり、かつそれが急激なスピードで起きようとしていることです。これまでも変化の兆しはありましたが、コロナ禍を経て各国政府が動き出し一気に顕在化しました。グリーンリカバリーという言葉があるように、コロナ禍で停滞した世界経済の再起に向け、環境問題解決への投資をテコとする動きが急拡大しています。こうした流れの中で、化石燃料に依って立つ海運業にとって脱炭素は避けられない課題です。相対的に低炭素の燃料としてLNGの使用が進むとみられる一方、脱炭素につながる代替燃料の開発・使用に取り組み、世界の潮流に先駆けてサステナビリティを体現していかなくてはなりません。

このような状況の下、次期経営計画ローリングプラン2021にむけて既に社内の議論を開始しています。2021年の課題は、2020年度に掲げた成長軌道への復帰を確かなものにすると同時に、私たち自身の変革のスピードを上げて、急速に進むとみられる社会の大きな変化、そしてマーケットの変化に先駆けて対応していくことにあります。お客様も環境問題解決・脱炭素という課題を目の前にして変化を迫られていく中で、そのサプライチェーンの一翼を担う当社グループの貢献が求められますが、そこでの発想力の差が当社グループの将来の成長戦略の成否のカギになるとみています。お客様のサプライチェーンにおいて当社グループがいかなる価値を提供できるのか、これからのポートフォリオ戦略や営業戦略とも関連させながら、全社に跨る具体的な取り組みを進めていきたいと考えています。それを支える体制整備として、4月には環境・サステナビリティ戦略を立案・推進する専門部署を立ち上げます。

加えて、Afterコロナを見据え、当社グループの新たな中長期的な成長シナリオについても少しずつ意識を傾けていきたいと思います。そのシナリオの精神的支柱にもなるべき、企業理念・長期ビジョンのほぼ20年ぶりの見直しに着手しています。当社の進む道が180度転換するわけではありませんが、新しい企業理念・長期ビジョンのもと全社で思い切った成長戦略を描く、2021年をそうした活動のスタートにしたいと考えています。


安全への誓い

毎年、年初に安全運航の誓いを立ててきましたが今年は特別な思いがあります。コンプライアンスの遵守と同様、安全運航はそこに存在するものではなく、文化も含め皆で作り上げていくものです。安全運航は当社にとって絶対の価値であり当社の事業基盤であることを胸に刻みながら、二度とWAKASHIOのような事故を起こさないことを、全社員の総意としてここに誓いたいと思います。

四囲の環境を見回しても決して楽観できるものではありませんが、激動の2020年を乗り越えたことで、この道のりが当社グループの成長軌道への復帰に繋がっているとあらためて確信しています。変化のうねりは今後も速くまた激しくもあるでしょうが、サステイナブルな企業として経済的にも社会的にもその価値を示しながら、グループ全体で成長していきましょう。


最後になりますが、商船三井グループの全運航船の航海の安全を誓うとともに、全世界の商船三井グループの皆さんとご家族のご健康とご多幸を祈念して、私の新年のあいさつの結びといたします。

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