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商船三井、KiliMOL、Double Feather Partnersの3社間で覚書を締結
~アフリカにおけるフードバリューチェーンへの参入を目指す~

2021年12月10日

株式会社商船三井(代表取締役社長:橋本剛、本社:東京都港区、以下「商船三井」)は、KiliMOL株式会社(代表取締役社長:大山幹雄、本社:東京都港区、以下「KiliMOL」、読み:キリモル、註1)および株式会社Double Feather Partners(代表取締役:武藤康平、本社:東京都渋谷区、読み:ダブルフェザーパートナーズ、以下「DFP」)と、アフリカ各国のロジスティクス・農業分野における新規事業創出を目的として協業する旨の覚書を締結しました。

(2021年9月撮影、写真右から一人目が武藤代表、左から一人目が山内取締役)

DFPは、日本およびアフリカに拠点を置くコーポレートアドバイザリー企業で、現地における事業戦略支援、および現地エコシステムとの強固なネットワークを生かしたハンズオンでの企業価値向上を支援しています。また、アフリカの社会課題を解決するスタートアップへのベンチャー投資およびアクセラレーターといった機能を有しています。DFPとの協業により広がる様々な分野のアフリカ企業とのネットワークを通じて、KiliMOLに限らず商船三井グループ全体においてアフリカにおける新規事業の創出を目指すことが可能となります。商船三井は地域戦略を営業戦略の要に据えていますが、今後人口増加が見込まれるアフリカ市場においても、商船三井グループとして農機販売のみならず、そこから派生したロジスティクス・農業分野における新規事業への参入を通じて、現地のフードバリューチェーン構築に貢献し、アフリカの貧困問題の解決にも繋げたいと考えています。

(註1) 2021年4月27日付プレスリリース「越境ECサイトを活用したアフリカへの中古農機輸出事業を開始 ~KiliMOL株式会社を設立~」をご参照下さい。


【株式会社商船三井について】

1884年設立の800隻を超える世界最大級の船隊を運航する総合海運企業。資源・エネルギー・原材料・製品など多様な物資を輸送する海運業を中心に、海洋事業、風力エネルギー関連事業、フェリー事業、内航船事業、曳船事業、倉庫・海事コンサルタント業、不動産事業、客船事業などを含む様々な社会インフラ事業を展開し、世界中の人々の暮らしや産業を支えている。

  • 商号:株式会社商船三井
  • 代表取締役社長:橋本 剛
  • 本社住所:〒105-8688 東京都港区虎ノ門2-1-1
  • 事業内容:海運業・総合輸送業を中心とした社会インフラ業
  • ウェブサイト︓ https://www.mol.co.jp/
【KiliMOL株式会社について】

商船三井の社員提案制度から生まれた「越境ECサイトを活用したアフリカへの農機輸出事業」の運営会社として2021年5月25日に設立。名前の由来はスワヒリ語で「農業」を意味する“kilimo”+商船三井の略称“MOL”。現在はケニアへの需要開拓に注力しており、商船三井の自動車船を活用の上 農機を輸送し、現地到着後は自社トラックで陸送する。商船三井グループのアフリカ・ケニア拠点での活動を強化することで、アフリカで農機輸出事業に留まらないビジネス領域の拡大を目指す。

  • 商号:KiliMOL株式会社
  • 代表取締役社長:大山 幹雄
  • 本社住所:〒105-8688 東京都港区虎ノ門2-1-1
  • 事業内容:越境Eコマースサイトを活用したアフリカへの農機輸出事業
  • ウェブサイト︓ https://kilimol.net/
【Double Feather Partnersについて】

「本邦企業のアフリカ戦略支援」x「成長市場(アフリカ)におけるビジネス機会の捕捉」x「社会問題の解決」のデザインを得意とする、経営戦略および金融分野の専門家集団。日本、ケニア、南ア、ナイジェリア、ドイツに拠点を置き、戦略コンサルティング、市場調査、ベンチャー投資を通じて、アフリカ市場の成長性と社会課題解決に挑戦する企業にワンストップでの支援を提供している。

  • 商号:株式会社Double Feather Partners
  • 代表取締役社長:武藤 康平
  • 本社住所:〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-23-1
  • 事業内容:アドバイザリー事業・ベンチャー投資事業
  • ウェブサイト:https://doublefeather.com/jp/