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フィリピン商船大学「MMMA」第1期生137人の歓迎式典を開催

2021年12月21日

株式会社商船三井(社長:橋本剛、本社:東京都港区、以下「当社」)は12月2日、Magsaysay Maritime Corporation(読み:マグサイサイ・マリタイム・コーポレーション、以下「MMC」)(*1)と共同で運営する商船大学「MOL Magsaysay Maritime Academy Inc.( 読み:エムオーエル・マグサイサイ・マリタイム・アカデミー、以下「MMMA」)」の第1期生の内137人(*2)を当社グループに受け入れる歓迎式典をオンラインで開催しました。

歓迎式典に出席した当社副社長の小野は、「職員候補生となる137人を心から歓迎する。MOL CHARTSという当社グループの価値観・行動規範の重要性を忘れず、商船三井グループで輝かしいキャリアを築いてほしい。」とメッセージを伝えました。また当社グループ初の機関科のフィリピン人女性職員候補生となるFrances Meryl L. Aquinoは学生代表の挨拶で「MMMAで国際的な競争力を持った船員になるための教育を受けられたことを感謝する。学んだことを活かして大海原で活躍したい。」と抱負を語りました。

2018年6月のMMMA開校時に入学した第1期生は、3年間の座学・実技過程を終了し、今後、職員候補生として当社運航船で1年間の乗船訓練(*3)を行い、海技資格を取得します。海技資格の取得後は三等航海士、三等機関士として、当社運航船に配乗される予定です。

フィリピン人船員は当社運航船乗組員の中核であり、フィリピンに設立した商船大学MMMAにより安定的に良質な幹部候補船員の育成を行い、サステナビリティ課題である「地域社会の発展と人材育成」への取り組みを一層強化し、当社グループが掲げる「世界最高水準の安全品質」の実現を図ります。

歓迎式典の様子

【MMMAの概要】
学校名:MOL Magsaysay Maritime Academy Inc.(4年制の商船大学、全寮制)
所在地:フィリピン Cavite州 Dasmariñas市 Salitran(首都マニラから南に約30km)
学生数:1学年あたり最大300名(航海科、機関科各々で150名)
開校:2018年8月

(*1) 当社パートナーであるフィリピン最大級の船員配乗会社。1997年に同社と共同で船員配乗会社Magsaysay MOL Marine, Inc.を設立。

(*2) MMCと当社グループで卒業生を約半数ずつ受け入れる。

(*3) 専属のインストラクターを配した職員候補生用居室増設訓練船で3ヶ月間の基礎訓練後、当社運航船で9ヶ月間の習熟訓練を行う。