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QatarEnergy向け新造LNG船3隻の長期定期用船契約を締結

2022年11月10日

株式会社商船三井(代表取締役社長:橋本剛、本社:東京都港区、以下「当社」)は、当社子会社(註1)を通じて、カタールの国営エネルギー会社QatarEnergy(読み:カタールエナジー)と新造LNG船(以下、「本船」)3隻の長期定期用船契約を10月24日に締結しました。本船は、中国の滬東中華造船(集団)有限公司(Hudong-Zhonghua Shipbuilding (Group) Co.,Ltd.、以下「Hudong社」)にて建造され、2027年以降に順次竣工予定です。

当社は、2022年4月にQatarEnergyと新造LNG船4隻の長期定期用船契約(註2)を締結しており、本船はそれに続く契約となります。

カタールは同国ノースフィールドガス田の生産量拡張事業に取り組んでおり、同国のLNG輸出量は2027年には年間126百万トンに拡大することが見込まれています。当社は、同国LNG輸送事業により一層関与することで、輸入国への安定的なLNG供給、環境負荷が低い次世代エネルギー輸送ビジネスへの取り組みの深度化を図ります。

当社は、「商船三井グループ 環境ビジョン 2.1」に則り環境課題に向き合い、今後もグループ一丸となって持続可能なGHGネットゼロ・エミッションの実現に取り組み、低・脱炭素化社会の実現に貢献していきます。

(註1) 当社100%出資子会社。中国の船会社の参画を協議中。

(註2) 詳細は以下プレスリリースをご参照ください
2022年4月14日付「QatarEnergy向け新造LNG船4隻の長期定期貸船契約を締結

【商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、事業を通じて優先的に取り組むべき社会課題として特定した「サステナビリティ課題」への対応を推進することで、持続可能な社会の実現に貢献します。本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Safety & Value -安全輸送・社会インフラ事業を通じた付加価値の提供-」および「Environment -海洋・地球環境の保全-」にあたる取り組みです。