2023年07月20日
株式会社商船三井(社長:橋本 剛、本社:東京都港区、以下「商船三井」)の100%子会社であるMOLマリン&エンジニアリング株式会社(以下「MOLMEC」)が運航と船舶管理を行っている海底ケーブル敷設船(註1)“KDDI ケーブルインフィニティ”は、5月26日に北九州田野浦岸壁停泊中に、近くに着岸しようとしていた他船からの転落者を救助しました。
これに対し6月1日に門司海上保安部より表彰を受けるとともに、7月13日にKDDI株式会社(代表取締役社長 CEO:髙橋 誠、本社:東京都千代田区、以下「KDDI」)とKDDIケーブルシップ株式会社(代表取締役社長:小野 宏二、本社:神奈川県川崎市、以下「KCS」)より感謝状が贈られました。
(KDDI ケーブルインフィニティ 船長 松尾孝のコメント)
今回の救助活動の成功は、乗組員は勿論、救助に携わった一人ひとりが迅速・的確に行動した結果と思います。
けがをされた方の一日も早い回復を祈念します。
(MOLMEC 代表取締役社長 中島孝のコメント)
このたびのKDDI ケーブルインフィニティの乗組員の人命救助へのKDDI様・KCS様からの感謝状授与に対し心よりお礼申し上げます。
乗組員が人命救助のため迅速かつ勇敢に行動できたことは平素からの訓練の賜物であり、そのことをKDDI様・KCS様にご評価いただいたことは、当社全員の誇りであり、今後の業務遂行に向け大きな励みになりました。
当社といたしましては、ご両社様との連携をさらに深め、世界各国の国民生活を支える重要なインフラである海底通信ケーブル網の確保・拡充に貢献すべく、引き続き全力を尽くす所存です。
(註1) 国際通信の99%を海底通信ケーブルが担っており、ケーブルの敷設と保守作業を行うことができる海底ケーブル敷設船は国内に数隻しかない特殊作業船です。
商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、事業を通じて優先的に取り組むべき社会課題として特定した「サステナビリティ課題」への対応を推進することで、持続可能な社会の実現に貢献します。本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Safety & Value -安全輸送・社会インフラ事業を通じた付加価値の提供-」にあたる取り組みです。