2025年01月21日
株式会社商船三井(社長:橋本 剛、本社:東京都港区、以下「当社」)は、2025年1月20日に新たなBtoC事業として、海外居住者向けの配送・転送サービスならびに日本の通販サイトからの購入品等の一時保管に対応したバーチャル倉庫プラットフォームを運営する「MOL CART」(読み:エムオーエル カート) をリリースします。
MOL CARTは、海外居住者へ日本のあらゆる商品を手軽かつ安全にお届けする配送・転送サービスであり、さらにお客様自身が管理できるバーチャル倉庫機能も提供することで、幅広いシーンに合わせた利便性の高い倉庫・物流サービスを展開します。
MOL CARTはプラットフォーム上に、お客様専用のバーチャル倉庫をご用意しております。お客様のさまざまな用途に合わせて自由にご利用いただけます。
配送対象は中国、香港、マカオ、台湾、シンガポール、オーストラリアならびに日本の7つの地域でスタートし、今後さらに対象地域を拡大予定です。また取扱商品の拡充やバーチャル倉庫の機能向上も戦略的に推進しています。
MOL CARTは、2019年に開始した当社の新規事業提案制度で採択されたビジネス構想から誕生しました。グローバル化の進展により、海外製品へのアクセシビリティは向上している一方で、海外からの日本製品へのアクセシビリティ課題に着目し、これに対応すべく開発されたサービスです。過去最多を記録するインバウンド需要で日本の優れた製品が今までよりも更に注目される中、日本を世界へ発信するプラットフォームとして、日本の産業振興を促進し、経済成長に貢献します。
当社は貨物を輸送するだけでなく「人」を中心とした営業基盤に着目し、全てのステークホルダーのウェルビーイングとライフスタイルに関するビジネスを展開する「ウェルビーイングライフ営業本部」を2023年4月に新設しました。不動産、クルーズ船、フェリーなど、旧来の「海運」以外の事業が集約されています。これらの事業を拡大・成長させることで、多様化する社会のニーズに応え、新たな価値の創造に挑戦しています。MOL CARTもそのひとつとして、顧客シナジーの最大化を目指しています。
Instagram「molcart.official」
https://www.instagram.com/molcart.official/
RED小紅書「MOL CART倉儲集運倉」
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商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、グループビジョンの実現を通じて社会と共に持続的な発展を目指すための重要課題として「サステナビリティ課題 (マテリアリティ)」を特定しています。 本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Human & Community -人の活躍と地域社会の発展 -」にあたる取り組みです。