食を通じた社会貢献 ~食害魚メニュー×TFT~
「TABLE FOR TWOアワード2025」
おいしいTFT部門 大賞を受賞

2025年10月23日

株式会社商船三井(社長:橋本剛、本社:東京都港区、以下「当社」)は、特定非営利活動法人TABLE FOR TWO International(註1)が主催する「TABLE FOR TWOアワード2025」において、「食を通じて社会貢献する」多様な取り組みを対象とする「おいしいTFT部門」で 【大賞】を受賞しました。
本アワードは、「食」を起点に、全国約700の企業・団体に広がる「TABLE FOR TWOプログラム」を通じて、誰もが楽しみながら参加できる社会貢献の機会を創出することを目的とした取り組みです。今年度は、42件のエントリーが寄せられ、オンライン投票により、当社社員食堂「ライン虎ノ門」(運営:商船三井興産株式会社(社長:中島孝、本社:東京都中央区)で提供する「食害魚メニュー」を「TFTプログラム」とする取り組みが【大賞】に選出されました。

TABLE FOR TWOアワード2025授賞式の様子(左下が当社)

当社は2024年よりTFTプログラムに参加しており、グループ役職員にヘルシーメニューとして人気のMOLサラダの他、海藻類を食べ尽くし藻場減少(=海の砂漠化)の一因とされる食害魚(チヌ・アイゴなど)を活用したメニュー等を寄付対象メニューとして提供しています。本アワードでは、食害魚を活用したメニューを購入することで、海洋生態系の保全と脱炭素の支援になることに加え、TFTプログラムとして開発途上国の子どもへ給食1食分のプレゼントにもなるという「社会貢献の掛け合わせ」で高い評価を得ることができました。

今後も社員が気軽に参加できる寄付活動として寄付型メニューを継続し、社員の健康を推進しながら、開発途上国の子どもたちへの貢献と海洋環境保全に取り組んでまいります。

(註1) 2007年10月設立。“TABLE FOR TWO(TFT)”を直訳すると「二人のための食卓」。先進国の私達と開発途上国の子どもたちが食事を分かち合うというコンセプトのもと、社員食堂や店舗でTFTメニューを購入すると、代金の一部が寄付となり、飢えに苦しむ世界の子どもに給食1食分をプレゼントすることができます。企業や官公庁、大学、病院など約700団体が参加しており、東アフリカと東南アジアの5カ国(ケニア 、タンザニア、ルワンダ、ウガンダ、フィリピン)を中心に、学校給食の提供、そして菜園・生産性向上プログラムの支援を実施しています。累計支援給食数は1億1000万食以上にのぼります。

(本アワードに関するTFTからのリリース)
全国700社に広がる“食×社会貢献” TABLE FOR TWOアワード2025結果発表 | 特定非営利活動法人TABLE FOR TWO Internationalのプレスリリース
「TABLE FOR TWOアワード2025」表彰式を行いました!|TABLE FOR TWO 公式


BLUE ACTION MOL」は企業の成長と持続可能な社会を両立させる、商船三井グループのサステナブルアクションの総称です。この言葉に地球上の環境や生き物のために、グループが思いを一つとして社会貢献活動を推進する意思「for ALL」を込め、商船三井グループの社会貢献活動を「BLUE ACTION for ALL」と設定し、重点分野に基づいた取り組みを推進しています。本活動は、その中で「海洋環境」「地域課題解決」にあたる取り組みとなります。
社会貢献活動 | サステナビリティ | 商船三井