「あいち生物多様性企業認証」を取得
~海洋保全と地域連携で持続可能な社会に貢献~

2025年11月17日

株式会社商船三井(本社:東京都港区、社長:橋本 剛)名古屋支店は、愛知県が推進する「あいち生物多様性企業認証制度」(註1)において、2025年度の認証企業に選定されました。

本認証は、生物多様性保全に積極的に取り組む企業を評価するもので、当社の海洋保全活動や地域社会との協働が高く評価されました。特に名古屋支店では、名古屋港水族館と連携した絶滅危惧種アカウミガメの回遊経路調査協力、航行中の海洋漂着物回収、地域の小中学生を対象とした環境教育イベント開催など、地域に根差した取り組みを積極的に展開しています。
認証式は11月12日、愛知県庁にて開催され、愛知県知事より認証書を授与されました。

(註1) 「あいち生物多様性企業認証制度」について
愛知県が推進する「あいち生物多様性企業認証制度」は、企業による生物多様性保全の取組を評価し、認証する制度です。認証を受けた企業は、地域の自然環境保全や持続可能な社会づくりに貢献する活動を行っており、認証マークの使用や県の広報支援を通じて、企業価値の向上やSDGs達成に寄与します。本制度は、企業・行政・地域が一体となって、生態系の保全と再生を進めることを目的としています。

アカウミガメ回遊経路調査に当社自動車船が海上輸送で協力 | 商船三井
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商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、グループビジョンの実現を通じて社会と共に持続的な発展を目指すための重要課題として「サステナビリティ課題(マテリアリティ)」を特定しています。本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Environment -海洋・地球環境の保全-」、「Human & Community -人の活躍と地域社会の発展-」、「Innovation -海の技術を進化させるイノベーション-」にあたる取り組みです。