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原油タンカー"BRIGHT ARTEMIS"海難事故の件(No.4)

2006年08月25日

当社は8月24日、2回目の「チャーター機からの、油防除対策専門家による原油流出状況調査」を実施しました。その結果、長さ10マイル、幅0.5マイルの範囲の油膜のところどころに1回目(8月16日)には見られなかった乳化した油膜を視認しました。

視認した海域はニコバル諸島の西方約160マイル(約300キロメートル)で、インドの排他的経済水域内であるため、本日同国沿岸警備隊に追加報告しました。

油防除対策専門家によれば「揮発性の高い成分の蒸発が進み、残る部分が海水と混じり合い乳化しているもので、自然浄化のプロセス」とのことですが、当社は、関係海域の監視を継続し、必要があれば防除対応を行う所存です。


海面の様子 ところどころに乳化した油膜が見られる(白く見える部分)