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当社寄付によりフィリピンに建設されたデイ・ケア・センター開所式を実施
~昨年11月に実施した在フィリピン国際NGOへの支援が具体化~

2012年11月20日

当社寄付によりフィリピンNavatos市Tanza地区に建設されていたデイ・ケア・センター(就学前児童への教育、支援が必要な人々を対象とした健康診断や食事提供などを実施する多目的施設)が完工し、11月19日に開所式を開催しました。


開所式でスピーチする芦田会長

開所式には当社より会長・芦田昭充が出席し、出席した在フィリピン国際NGO"Habitat for Humanity Philippines(*1、以下Habitat)" CEO/PresidentのMr. Charlie T. Ayco氏より、プロジェクトのテーマである「Ayos Bahay、Ayos Buhay、Ayos Bayan(良い住居、良い生活、良い国)」について説明あり、Habitatを支援する当社に感謝の意が伝えられました。このデイ・ケア・センターにて教育を受ける2歳から6歳までの児童50名には「MOL」のロゴが入ったリュックと文房具が配られ、家族や関係者が見守る中、最初の授業が開かれました。

当社寄付により同センターが建設され、建設作業には当社フィリピン人船員、その家族およびMagsaysay MOL Marine, Inc.(*2 以下 MMM)陸上スタッフもボランティア参加しました。

また、本開所式に先立ち、11月17日(土)には、MMMが提携する船員医療機関等からボランティア参加した20名の医師による無料健康診断、ビタミン剤の配布などが行われ、児童を中心として約300人が受診しました。

*1:Habitat for Humanity Philippines:
支援が必要な国や被災地で住宅を建てることにより自立支援を行っているNGO。1976年にアメリカで設立され、1988年にフィリピン支部が設立された。これまでに世界100カ国で約35万軒の住宅の他、学校やコミュニティセンターを建築している。
なお、今回のデイ・ケア・センターが建設されたフィリピンNavatos市Tanza地区のコミュニティでは本センター以外に500戸の住居を建設中で、うち13戸がMMM他の現地の当社グループ会社からの寄付で建設されている。

*2:Magsaysay MOL Marine, Inc.:
在フィリピン・マニラの当社船員配乗会社。当社とフィリピンのパートナーであるMagsaysay Maritime Corporation社との合弁会社として1997年3月に設立。


デイケアセンター全景


子供たちとの記念撮影