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入社式社長メッセージ

2013年10月01日


入社式で挨拶する 社長 武藤光一

当社は10月1日付で16名の新入社員(海上新卒採用15名、キャリア採用1名))を迎えました。入社式における社長 武藤光一のメッセージを以下の通りお知らせいたします。

皆さん、入社おめでとうございます。 皆さんが大海原を航海する「商船三井グループ」という船の乗組員として新しい仲間となったことを心より歓迎します。

皆さんが乗り出した海は穏やかな時もあれば時化の時もあります。一夜にして事業環境(社会・経済・政治)が大きく変わる時代にあって、これから当社を支えていく皆さんに、以下3点を忘れずに心がけて頂きたい

  • (1)組織で働く社会人のプロとして行動すること。
    • ルール・約束を守り、倫理観を備えた社会人となること。
    • 組織の中での協調精神、コミュニケーション力、人を説得する力・説明力を備えること。
  • (2)素養・素質について
    • 「着眼大局、着手小局」。大局観をもって粘り強くやりぬく行動力を養うこと。
    • グローバルで活躍するため、英語力を身につけること。 グローバルな舞台で働いているという事を認識し、英語力を鍛えるとともに、常に対話を大切にすること。
    • 安全運航を維持できる技量(海技力)を身につけ、世界最高水準の安全運航維持に全力を注ぐこと。
  • (3)当事者意識をもって主体的に動く(自律自責の意識)
    • 難題に直面しても、常に当事者意識を持ち、解決策を見出し、自らの解決策を主体的に実行できる人材をめざすこと。

商船三井は、1884年創業の大阪商船を前身として、来年創立130周年を迎えます。長い歴史を支えた先輩たちにならい、より強くしなやかな商船三井グループに発展させるために、商船三井グループという船の乗組員としての自覚を持ち、グループの価値を高めるよう努力することを期待しています。
当社は「世界最高水準の安全運航」を目指し、これまでもソフト(船員、船舶管理、安全文化)、ハード(船舶設備)の両面で様々な安全運航強化策を施してきましたが、安全運航の徹底は当社にとって最重要課題です。現場力を磨き、これを支える「世界に通用する高い技術力を持つ海技者」を目指してもらいたい。そのためには、基本に立ち返る事「Return to Basic」を念頭に置きながら、常に業務に前向きに取り組む高い意識を持ってください。また、何事においても自分自身で考える力を身に付けておかなければなりません。

商船三井グループは、皆さんの人生を託すにふさわしい舞台です。海運業はものを動かすことにより価値を生み出し、世界経済に貢献し、人々の生活を幸せにする産業です。商船三井グループは世界中で事業を展開しており、皆さんが世界を相手に大いに活躍されることを期待しています。


入社式での集合写真