当社フィリピン人船員への永年勤続表彰式を開催

2013年11月19日

当社グループの船員配乗会社“Magsaysay MOL Marine, Inc.”（*）は11月15日に、フィリピン人船員の永年勤続表彰式をフィリピン・マニラで開催しました。

永年勤続表彰は約20年という長期間にわたり当社船で勤務した船員を対象としており、日々の安全運航という重要な役割を担う船員と、留守宅でその船員を支える家族双方の日頃の貢献に感謝することを目的としています。また、本表彰を通じて、船員の帰属意識・連帯感を高めるともに、永年勤続表彰者が若手船員の手本となり、当社の安全文化を継承していく　ことを期待しています。

今回のフィリピン・ルソン島地区での対象者は117名で、表彰式にはその家族を含め214名が出席、本社から会長 芦田昭充 と執行役員 井上孝昭が、現地パートナーであるA. Magsaysay, Inc.から社長 ドリス・ホー氏、会長 エドワルド・マネッセ氏が出席しました。

会長 芦田昭充から、今般のフィリピン中部を襲い甚大な被害を出した台風被害に対するお見舞いの言葉の後、船員とその家族への当社への長年の功労に対する謝辞に加え、安全運航に向けた船員各人の取り組みの重要性をあらためて伝えました。
参加した受賞者からは「自身の昇進をサポートし、家族を支えてくれたMOLに感謝している」、また家族からは、「MOLが夫に与えてくれたものは、子供達の明るい未来に繋がる。立派な表彰式で心から楽しんだ。記念の盾、美しい花束までいただき大変嬉しい」という声がありました。

当社は、今後もフィリピン各地やその他の主要船員出身国でこうした取り組みを行い、当社船員の多大な貢献に謝意を伝えながら、働きやすい環境の整備に努めていきます。

（*）Magsaysay MOL Marine, Inc.
在フィリピン・マニラの当社グループ船員配乗会社。当社とフィリピンのパートナーであるMagsaysay Maritime Corporation社との合弁会社として1997年3月に設立。