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日本コンセプトと米国でのタンクコンテナによる化学品輸送事業の業務提携を開始

2022年02月07日

株式会社商船三井(社長:橋本剛、本社:東京都港区、以下「当社」)は、日本コンセプト株式会社(社長:松元孝義、本社:東京都千代田区、以下「日本コンセプト」(註1))および商船三井ロジスティクス株式会社(社長:八嶋浩一、本社:東京都千代田区、以下「MLG」)と共同でMOLロジスティクス・タンクコンテナ株式会社(社長:東郷 修平、本社:東京都千代田区、以下「MLGTC」)を2021年6月に設立(註2)し、同社を日本コンセプトの海外代理店業務の統括会社として、アジア各国でのタンクコンテナによる化学品輸送事業における業務提携の拡大・深度化を進めてきましたが、2022年2月より、新たに米国でも同様に業務提携を開始します。

(日本コンセプトのタンクコンテナとターミナル)

日本コンセプトはテキサス州ヒューストンに同社100%出資子会社「NIPPON CONCEPT AMERICA, LLC.」社を2012月2月に設立し、同社を米国における営業拠点として事業を展開してきました。

またMLGでは、これまでアジアを中心に全世界9か国・地域(メキシコ、ミャンマー、ベトナム、タイ、インド、フィリピン、中国、台湾、香港) において、日本コンセプトの海外代理店業をMLG各国現地法人が引き受ける形で、日本コンセプトが行っているタンクコンテナによる化学品輸送の営業強化を推し進めてきました。

今後も化学品輸送の市場拡大が期待される中、米国内14拠点に事務所を構えるMLGが日本コンセプトの営業をサポートする事で、潜在顧客への接点を増やすと共に既存顧客へのよりきめ細やかなサービスを提供してまいります。

将来的には提携エリアを欧州はじめ全世界に拡大し、日本コンセプトの高品質な化学品輸送サービスとMLGのグローバルなネットワーク(註3)の組み合わせによる相乗効果の極大化を図り、より安全で高品質且つストレスフリーな化学品輸送サービスのグローバル展開を目指します。

当社は、経営計画「ローリングプラン2021」(註4)で掲げる環境戦略の観点から、環境負荷の少ない「ISOタンクコンテナ」による化学品の安全輸送をロジスティクス事業の柱の一つに据え、引き続き取り組んでまいります。

(註1) 日本コンセプトはタンクコンテナを用いた国際物流事業会社です。地球環境への影響が少なく反復利用できる「ISOタンクコンテナ」を使用し、海洋への有害化学物質の流出削減、フロンガスの回収・無害化等、地球の環境破壊を防ぎながら、サステナブルな社会の維持発展に貢献することができます。詳細は日本コンセプトホームページを参照ください。
会社概要 | 日本コンセプト株式会社 | 日本コンセプト株式会社 | 液体・ガス 国際物流のニチコン (n-concept.co.jp)

(註2) 詳細は2021年6月23日付プレスリリースを参照ください。
MOLロジスティクス・タンクコンテナ株式会社を設立し、日本コンセプト株式会社との業務提携を深化 | 商船三井

(註3) MLGは世界に全26か国135拠点の営業拠点、また全51か国188拠点の代理店拠点を有しております(2021年10月時点)。詳細は以下リンクを参照ください。
Global Network|商船三井ロジスティクス株式会社 (mol-logistics-group.com)

(註4) 当社経営計画「ローリングプラン2021」は以下をご参照ください。
商船三井 経営計画(ローリングプラン)の概要