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ロシア・ヤマルLNGプロジェクト向け新造LNG船“LNG PHECDA”と命名
~ 中国で建造するLNG船4隻の3番船が竣工 ~

2020年08月20日

今回命名された “LNG PHECDA”

株式会社商船三井(社長:池田潤一郎、本社:東京都港区、以下、「当社」)と中国遠洋海運集団有限公司(China COSCO Shipping Corporation Limited、以下「China COSCO Shipping社」)の合弁会社が共同発注したLNG船(以下「本船」)の命名式が、8月19日に中国・上海の滬東中華造船(集団)有限公司(Hudong-Zhonghua Shipbuilding (Group) Co., Ltd.、以下「Hudong社」)で行われました。

本船は、北斗七星を構成する一つの星に由来する“LNG PHECDA”(エルエヌジー フェクダ)と命名されました。本船は、2017年6月末に発表した「ロシア・ヤマルLNGプロジェクト向けLNG船4隻の長期定期貸船契約を締結」(*1)の第三船で、昨年11月に同造船所で竣工した“LNG DUBHE”(エルエヌジー ドゥーベ)、今年1月に竣工した“LNG MERAK”(エルエヌジー メラク)(*2)の姉妹船です。

当社は、参画済みの他プロジェクト向けを含めて、中国建造のLNG船を13隻運航しており、本船は14隻目の中国で建造されたLNG船です。本船建造中には、新型コロナウイルスの世界的流行が発生しましたが、Hudong社との協力のもと、安全対策を実施の上、無事、当初計画時期通りに本船を竣工させることができる見込みです。

当社はこれまで培ったHudong社との協業経験を生かしながら、本プロジェクト向けのシリーズ船で最後となる4番船の竣工に向け建造を進めると同時に、本船の安全なLNG輸送サービスを通して、ヤマルLNGプロジェクトの安定的なLNG供給に貢献できるよう取り組んでまいります。

【“LNG PHECDA”要目】
(1)全長:295.0m
(2)全幅:45.00m
(3)満載喫水:11.50 m
(4)LNGタンク:メンブレン型
(5)貨物タンク容量:174,000m3
(6)建造造船所:Hudong社
(7)船舶管理会社:MOL LNG Transport (Europe) Ltd.
(8)保有比率:当社 50% / China COSCO Shipping社 50%

(*1) 詳細は2017年6月29日付プレスリリース「ロシア・ヤマルLNGプロジェクト向けLNG船4隻の長期定期貸船契約を締結」をご参照ください。

(*2) 詳細は以下プレスリリースをご参照ください。
2019年9月25日付プレスリリース「ロシア・ヤマルLNGプロジェクト向け新造LNG船“LNG DUBHE”と命名
2020年1月9日付プレスリリース「ロシア・ヤマルLNGプロジェクト向け新造LNG船“LNG MERAK”と命名