2023年09月11日
株式会社商船三井(社長:橋本剛、本社:東京都港区、以下「当社」)取締役会長 池田 潤一郎は、2023年8月1日付けで「在東京モーリシャス共和国名誉領事」に就任しました。就任にあたり、9月4日モーリシャス共和国首都ポートルイスの首相府にて、プラヴィン・クマール・ジャグナット首相、川口周一郎駐モーリシャス日本国特命全権大使臨席の下、マニシュ・ゴビン法務長官兼外務・地域統合・国際貿易大臣より名誉領事委任状が授与されました。
当社は、2020年のモーリシャス島南東部での当社チャーター船「WAKASHIO」の座礁事故を受け、モーリシャスの人々や環境を支援しています。「MOLチャリタブルトラスト」(註1)および「公益信託 商船三井モーリシャス自然環境回復保全・国際協力基金」(註2) の総額約8億円規模の基金を設立し、自然環境の回復と保全ならびに地域社会への貢献に関するプロジェクトを支援しながら、現地に設立したMOL(Mauritius)Ltd. を通してモーリシャスの地域社会と積極的に交流を行っています。
モーリシャス共和国と友好関係を育みながら、同国と同国にかかわる人びとや団体の更なる発展を支えるため、今後も力を尽くしていきます。
「在東京モーリシャス共和国名誉領事館について」
(註1) 「MOLチャリタブルトラスト」に関しては以下をご参照ください。
2021年6月21日付プレスリリース「MOLチャリタブルトラスト」をモーリシャスに設立 モーリシャスの地域社会・市民生活へのきめ細やかな支援活動を機動的にサポートする事を目指す基金
2021年12月24日付発表 MOLチャリタブルトラスト助成対象プロジェクトの決定
(註2) 「公益信託 商船三井モーリシャス自然環境回復保全・国際協力基金」に関しては以下をご参照ください。
2021年12月1日付プレスリリース 認定特定公益信託「公益信託 商船三井モーリシャス自然環境回復保全・国際協力基金」を設立 ~モーリシャス自然環境回復・保全・地域社会への支援活動~
2022年5月12日付プレスリリース 認定特定公益信託「公益信託 商船三井モーリシャス自然環境回復保全・国際協力基金」 が初年度助成対象プロジェクトを決定し、助成金給付を開始
※当社のこれまでのモーリシャス共和国での現地活動内容等については、以下HPををご参照下さい。
モーリシャス支援活動「海は、人をつなぐ。未来をつなぐ。」 | BLUE ACTION MOL | 商船三井
商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、グループビジョンの実現を通じて社会と共に持続的な発展を目指すための重要課題として「サステナビリティ課題 (マテリアリティ)」を特定しています。本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Environment -海洋・地球環境の保全-」、「Human & Community-人の活躍と地域社会の発展-」にあたる取り組みです。