トップページ > プレスリリース 2019年 > 東京ガス向け新造LNG船“エネルギーイノベーター”および“エネルギーユニバース”と命名 ~米国シェールガス輸送に従事~

東京ガス向け新造LNG船“エネルギーイノベーター”および“エネルギーユニバース”と命名
~米国シェールガス輸送に従事~

2019年04月25日

株式会社商船三井(社長:池田潤一郎、本社:東京都港区、以下「商船三井」)は、24日、ジャパン マリンユナイテッド株式会社(社長:千葉光太郎、本社:神奈川県横浜市)津事業所にて、新造LNG船2隻の命名式を執り行いました。
竣工後は、東京ガス株式会社(社長:内田高史、本社:東京都港区、以下「東京ガス」)向けの、主に米国コーブポイントプロジェクトからのLNG輸送に従事する予定(*1)です。

式典には多数の関係者が参加し、東京ガスの内田高史代表取締役社長により、「エネルギーイノベーター(ENERGY INNOVATOR)、および「エネルギーユニバース(ENERGY UNIVERSE)」と命名され、続いて同ご令室により支綱切断が行われました。

両船は東京エルエヌジータンカー株式会社(社長:棚澤聡、本社:東京都港区)が保有・管理する10隻目および11隻目のLNG船となり、商船三井は両船を含めて8隻の船舶管理を受託します。

商船三井は世界最大級のLNG船保有・管理会社として、これまで培ってきた経験とノウハウを活かし、今後もお客様へ安全かつ高品質のLNG輸送サービスを提供できるよう、積極的に取り組んでいきます。

【“エネルギーイノベーター”概要】

全長/全幅/満水喫水 299.9m / 48.9m / 11.5m
LNGタンク/容量 SPB(*2)タンク方式 / 165,000m3
主機関 三元燃料ディーゼル機関電気推進方式
航海速力 19.5ノット
船舶管理会社 商船三井
船籍 日本
保有比率 商船三井90%、東京エルエヌジータンカー10%

【“エネルギーユニバース”概要】

全長/全幅/満水喫水 299.9m / 48.9m / 11.5m
LNGタンク/容量 SPB(*2)タンク方式 / 165,000m3
主機関 三元燃料ディーゼル機関電気推進方式
航海速力 19.5ノット
船舶管理会社 商船三井
船籍 パナマ
保有比率 商船三井100%


命名式の様子(エネルギーイノベーターの前にて)


命名式の様子(エネルギーユニバースの前にて)


エネルギーイノベーター

(*1) コーブポイントへ主に投入される東京ガス向け当社管理船は3隻あり、1隻目の詳細は以下のプレスリリースをご参照ください。
2017年10月16日付「東京ガス向け新造LNG船“エネルギーリバティ”と命名~米国シェールガス輸送に従事~

その他詳細は以下プレスリリースをご参照ください。

2014年2月28日付「東京ガス向け新造LNG船の長期定期貸船に関する基本協定書、造船契約締結に合意
2014年11月28日付「東京ガス向け新造LNG船の長期定期貸船に関する基本協定書、造船契約を締結
2014年12月24日付「東京ガス向け新造LNG船の定期貸船に関する基本協定書、造船契約を締結

(*2) Self-supporting Prismatic shape IMO type Bの略。積載されているLNGが貨物タンクの内壁に衝撃を与え、タンクを損傷させてしまう現象であるスロッシングを回避できる構造となっている。