保全プロジェクト
- STATEMENT
- 海の惑星とともに、
次へ。
BLUE ACTION 003
マングローブ再生・
保全プロジェクト
「生命のゆりかご」を、
次の世代へ。
2022.11.10




熱帯・亜熱帯地域の汽水域に生育するマングローブ。それは多くの生物が集まる、多様性に富んだとてもユニークで豊かな生態系だ。しかしこの「生命のゆりかご」もまた、伐採などによる減少が問題となっている。失われつつあるマングローブを再生・保全し、次世代に受け継いでいくために。商船三井はパートナー企業とともに、インドネシアにおける「ブルーカーボン・プロジェクト」に参画した。
ブルーカーボンとは、海洋生態系によって取り込まれた炭素のこと。マングローブは陸上の森林に比べて単位面積当たりでより多くのCO2を取り込み、炭素として蓄積することができることから、気候変動対策に大きく貢献する存在として注目されているのだ。このプロジェクトでは東京都23区の約3分の1にあたる23,500haのエリアで、マングローブの再生・保全を行い、約1,100万トンのCO2の吸収・削減に貢献することをめざしている。さらにマングローブには津波や高波からの減災効果があるほか、水質・土壌の浄化、生態系の回復・保全も期待されている。
マングローブを再生することは、私たちの惑星が本来持っている豊かさを再生し、次の世代にきちんとつないでいくことでもあるのだ。そして商船三井グループもまた、マングローブのように海と陸をつなぎ、⼈と自然をつなぐ役割を果たしていきたい。次世代の地球を生きるすべての生命のために。いま直面している危機に対して、いま動くことに意味がある。私たちは海からの視点を持った社会インフラ企業として、まずできることから具体的な行動を起こしていく。
熱帯・亜熱帯地域の汽水域に生育するマングローブ。それは多くの生物が集まる、多様性に富んだとてもユニークで豊かな生態系だ。しかしこの「生命のゆりかご」もまた、伐採などによる減少が問題となっている。失われつつあるマングローブを再生・保全し、次世代に受け継いでいくために。商船三井はパートナー企業とともに、インドネシアにおける「ブルーカーボン・プロジェクト」に参画した。


ブルーカーボンとは、海洋生態系によって取り込まれた炭素のこと。マングローブは陸上の森林に比べて単位面積当たりでより多くのCO2を取り込み、炭素として蓄積することができることから、気候変動対策に大きく貢献する存在として注目されているのだ。このプロジェクトでは東京都23区の約3分の1にあたる23,500haのエリアで、マングローブの再生・保全を行い、約1,100万トンのCO2の吸収・削減に貢献することをめざしている。さらにマングローブには津波や高波からの減災効果があるほか、水質・土壌の浄化、生態系の回復・保全も期待されている。

マングローブを再生することは、私たちの惑星が本来持っている豊かさを再生し、次の世代にきちんとつないでいくことでもあるのだ。そして商船三井グループもまた、マングローブのように海と陸をつなぎ、⼈と自然をつなぐ役割を果たしていきたい。次世代の地球を生きるすべての生命のために。いま直面している危機に対して、いま動くことに意味がある。私たちは海からの視点を持った社会インフラ企業として、まずできることから具体的な行動を起こしていく。